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改めまして、司法書士・土地家屋調査士の橋本でございます。
今回は「高額査定を謳う不動産業者には要注意」というテーマで書いていこうと思います。
これを読んでくださっている方の中にも不動産を売ろうとお考えの方もいらっしゃるかと思います。
一番に考えていることは何ですか?
多くの方が、「なるべく高く売りたい」ということだと思います。
そこに「うちなら高く売れますよ」という不動産屋さんが来たら話聞いてみようかなとなりますよね。
甘い話には必ず裏がありますから、一度立ち止まってください。
10年前と比べて不動産の取引件数は減少傾向にあります。
理由はいくつかあると思いますが、わかりやすいところで言いますと、不動産の価格は上がり続けていますが、買う側の年収が上がっていないので取引成立にいたらないということです。
また不動産業者の数でいうと増えているそうです。(chat GPT調べ)
つまり減り続けているパイを増え続けている業者が取り合っているということになります。
そこで他社に負けないように不動産屋さんが差別化を図った結果、「私が一番高く売れます」という謳い文句を言い出したのです。
私の自宅のポストにもよく、高く売れますというチラシがたびたび入れられているのですが、物件も見ずにそんなことができるのでしょうか?なぜできる保証がない高額査定を謳うんでしょうか?
答えは、高い金額で売ることが目的ではないからです。
もちろん高く売れれば自分たちのもらえる手数料も増えますが、高く売れることを優先していないのです。
では何を優先しているか。
それは、「媒介」というのですが、要はお客様からあなたにまかせるわ、と売却を依頼させることを優先しているんです。
なぜこれを優先させるのか。
それは、取引件数が減っている情勢で、売却の情報というものの希少性・価値が高いからです。そもそも依頼されなければ手数料をもらえないからです。
しかし、いくら件数が少なくなっていても売れる物件とそうでない物件というものはあります。
相場2000万円の物件を3000万で売れますよと謳って、とりあえず媒介契約を結ぶ。
3000万円で売りに出してもなかなか売れない、反応がない。
じゃあ2800万に下げるか、売れない。
2500万ならどうだ、まだ売れない。
ここで既に売り出してから数か月経っています。
そして2200万まで下げて始めてくる反応が、「2000万で買わせて」です。
そして売主さんと業者さんの間で、3000万で売れるっていったじゃないか!とトラブルになるんです。
続く。